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海外投資家のための実務知識

税・制度・購入手続・送金・保有・売却など、日本不動産投資の判断に必要な基礎情報を整理します。

PRACTICAL KNOWLEDGE

外国人投資家のための日本不動産 実務ナレッジ

購入前の準備から、海外送金、契約、登記、保有、賃貸、売却、相続まで、クロスボーダー不動産投資で確認すべき事項を取引の流れに沿って整理します。制度・税務・銀行実務は変わるため、実取引では最新の公的情報と専門家確認を前提とします。

BASE CURRENCY RETURN

最終判断は「投資元通貨」で見る

日本の不動産収益は円で表示されますが、海外投資家にとって重要なのは最終的に人民元・米ドルなど元の通貨へ戻したときの結果です。物件価格変化、ネット賃料、売買費用、取得時・売却時為替を分離して記録します。

SCENARIO →
TRANSACTION MAP

準備から出口まで8段階で考える

物件を見る前に「資金」と「出口」を決めることが重要です。買える物件ではなく、保有でき、将来売りやすい物件を選ぶための順序です。

01

資金と目的

自己利用、長期賃貸、資産分散、将来売却など目的を決め、CNY・USD・HKD・SGDなど投資元通貨を明確にします。

02

予算と諸費用

物件価格、税、仲介、登記、管理、将来修繕の予備費を分けて予算化します。

03

海外送金と確認

資金源、送金経路、銀行審査、口座名義、決済日に間に合う資金準備を確認します。

04

物件調査

登記、建物、管理規約、長期修繕、賃貸状況、瑕疵、周辺の売却流動性まで確認します。

05

契約・決済・登記

重要事項、売買契約、支払条件、引渡書類、司法書士、所有権移転の手順を確認します。

06

保有・賃貸管理

税、管理費、修繕積立金、空室、修繕、賃貸管理、家賃収入を継続管理します。

07

売却と資金回収

売却価格、売却コスト、出口時為替、税務、海外への資金回収を一体で確認します。

08

相続・長期保有

クロスボーダー保有では、名義、委任、相続、遺言、家族側の資料も早めに整理します。

DUE DILIGENCE

取引前に準備・確認したい資料と質問

すべての物件に同じ資料が必要とは限りませんが、売主・管理会社・銀行・専門家へ何を確認すべきかを一覧化しています。

PROPERTY / 物件

  • 登記簿・権利関係
  • 築年・構造・耐震
  • 面積・用途・現況
  • 管理規約・利用制限
  • 長期修繕計画
  • 管理費・修繕積立金
  • 賃貸借契約・賃料・敷金
  • 瑕疵・修繕履歴
  • 固定資産税関係資料

MONEY / 資金

  • 購入総予算
  • 投資元通貨
  • 為替の基準値
  • 資金源の説明資料
  • 送金銀行・経路
  • 名義一致
  • 決済日の資金準備
  • 取得・売却コスト
  • 売却後の資金回収経路

EXIT / 出口

  • 想定保有年数
  • 将来の買手層
  • 売却流動性
  • 賃貸需要
  • 将来修繕負担
  • 価格下落シナリオ
  • 円高・円安シナリオ
  • 売却時の税・費用
  • 相続・承継の考え方
COMMON MISTAKES

海外投資家に多い6つの判断ミス

価格だけを見る

安い物件が良い投資とは限りません。賃料、空室、費用、出口を一緒に見ます。

表面利回りだけを見る

広告利回りは空室、管理、修繕、税などを差し引いていない場合があります。

為替を無視する

入口が安くても出口為替が不利なら、元の通貨に戻した実質リターンは変わります。

送金を後で考える

クロスボーダー送金には時間と確認が必要なため、契約前から準備します。

管理資料を見ない

管理状態、長期修繕、積立状況は将来コストと売却しやすさに直結します。

出口を決めずに買う

取得時点で3年・5年・10年後の買手、流動性、資金回収を想定します。

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実務条件を、具体的な日本不動産の検索条件へ

予算、投資元通貨、希望地域、保有年数、投資目的をJCBOへお伝えください。物件条件と確認すべき資料へ落とし込んで整理します。

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